響き合う空間展

上質な家具と地元ゆかりの芸術家たちが融合し響き合う美術展

このたび、地元ゆかりの芸術家の皆様のご協力を得て、家具と芸術が心地よく響き合う時間と空間をお客様にご提供することになりました。昔から「匠の技」を育んできた、ここ春日部の土地にふさわしい展覧会です。ぜひたくさんの皆様に直接会場にご来場いただき、ごゆっくり鑑賞していただければ、この上ない幸せでございます。

2017年11月
響き合う空間展実行委員会 委員長 大塚勝久

開催概要

会 期

2017年11月9日(木)~12月11日(月)

※毎週火曜日定休日(祝日を除く)
会 場 匠大塚 春日部本店
時 間 10:30~19:00
主 催 響き合う空間展実行委員会
後 援

春日部市

春日部市教育委員会

春日部市芸術文化振興会

春日部商工会議所

協 力 東武鉄道株式会社

Artist

増村紀一郎

漆芸家・人間国宝

増村紀一郎

  • おだまき

    「おだまき」乾漆葉盤

<オープニングレセプションでのご挨拶より>
今の時代を背負っている作品が制作できているのか不安に思いながら制作を続けております。 いままで三越さんを中心に幾多の展覧会をしてまいりました。 伝統工芸展は文化庁が主催をし、三越が応援してくれている展覧会で、30代から出品しておりますので45年以上になりますが、今回こうしたかたちで匠大塚本店の1Fから5Fまでショールームを拝見させていただきながら考えるに、自分が制作するうえで、どういう住宅空間に作品をおいたら良いのか、自分を客観的に見る機会を匠大塚さんに与えていただいたと思います。 どういう風に作品をインテリアの中に展示するか不安の中で作品を持ち込みましたが、結果として、すごく調和の取れたしっくりとくる展示ができたと自負しております。 まだまだ現役で自分を客観的に見ながら自己点検、自己強化をしつつ、日々作品作りに努めてまいりたいと思います。

1941年 漆芸家・増村益城(重要無形文化財保持者)の長男として東京都に生まれる
1969年 東京藝術大学大学院美術研究科漆芸専攻修了
1979年 日本伝統工芸展 日本工芸会会長賞受賞  以後受賞歴(朝日新聞社賞、重要無形文化財保持者選賞)
1993年 「塗りの系譜展」東京国立近代美術館・工芸館に招待出品
1996年 「現代の美・虹色の漆展」ニューヨーク・ジャパンソサエティ・ギャラリーとデンバー州立美術館巡回展開催に招待出品
1997年 東京藝術大学美術学部教授就任、NHK-TV「土曜美の朝」に出演
1998年 宮内庁正倉院宝物「漆皮御袈裟箱」復元制作
2000年 公益社団法人・日本工芸会理事就任('04常任理事~'09まで)
2002年 紫綬褒章を受章、東京藝術大学美術館館長('09まで)
2006年 公益社団法人・日本工芸会漆芸部会長('09まで)
2007年 「わざの美・日本伝統工芸展」ロンドン大英博物館に招待出品
2008年 第16回MOA美術館岡田茂吉大賞受賞、重要無形文化財保持者に認定される、春日部市民栄誉賞受賞
2010年 春日部市親善大使就任、「歌会始の儀」に参入
2012年 瑞宝中綬章を受章
2013年 伊勢神宮神宝調整、皇居にて拝謁、伊勢神宮遷御の儀に出席
2016年 文化庁工芸技術記録映画「?漆」増村紀一郎のわざ 完成作品収蔵 東京国立近代美術館、ヴィクトリア&アルバートミュージアム(ロンドン) MOA美術館、東京藝術大学美術館、アルゼンチン近代美術館 ミュンスターラック美術館(ドイツ)、文化庁、伊勢神宮美術館 国際交流基金、九州産業大学美術館、韓国大邱大学美術館 石川県輪島漆芸美術館、輪島漆芸技術研修所 長野県塩尻市木曽漆器館、薬師寺、春日部市立医療センター
現在 東京藝術大学名誉教授、重要無形文化財保持者(人間国宝)、公益社団法人・日本工芸会参与、日本文化財漆協会理事長、伝統的工芸品産業振興協会・伝統工芸士認定審査委員
金森良泰

洋画家

金森良泰

  • 大仏殿 虹

    「大仏殿 虹」フレスコ

<オープニングレセプションでのご挨拶より>
私の作品を見ていただくとお気づきになられるかもしれませんが、油絵や水彩、最近のアクリル絵の具などとは少し違うように感じた方もいたのではないでしょうか。 そういった絵の具が生まれる前の技法で、岩や石を砕いた粉末を水だけで溶いて描いております。
これは洞窟や教会などで描かれた古来の技法でして、英語ではフレッシュ、イタリアではフレスコ画といわれるものです。石灰が粉末絵の具を吸い込んでくれて、そのまま透明の膜をつくって、やがて岩に戻る。そういう希少な技法で描いておりますので、ぜひそういった視点でもご覧いただきたいと思います。

1946年 奈良市に生まれる
1971年 東京藝術大学油絵科卒業 大橋賞受賞
1973年 東京藝術大学大学院壁画科修了
1980年 第48回独立展 独立賞受賞
1987年 第4回日本青年画家展 優秀賞受賞
1988年 奈良シルクロード博協賛自選展(奈良県文化会館)
2002年 薬師寺展 大講堂復興記念散華絵奉納(日本橋三越本店)
2011年 紺綬褒章受章('13.'14)
2013年 日本博物館協会顕彰
2017年 薬師寺食堂落慶法要記念奉納展賛助出品
個展
2012年
金森良泰の世界-大和望郷-(奈良県立万葉文化館) 悠久の宙-個展(日本橋高島屋)
2016年
金森良泰フレスコ画展(日本橋三越本店)壁画制作
1988年
秋田市 外旭川病院(フレスコ画)
1989年
秋田市 今村病院( 〃 ) 館林市 慶友整形外科病院( 〃 )
1990年
生駒市 安養寺( 〃 ) 奈良市 奈良若草カントリークラブ( 〃 )
1991年
太田市 鳳凰ゴルフ倶楽部( 〃 )
1994年
大和郡山市 光連寺( 〃 )
2009年
奈良市 法融寺(顔料・アルキッド絵の具)
2016年
春日部市立医療センター(フレスコ画・金箔・プラチナ箔)
設置場所 春日部市民文化会館、「華風来迎」200号、「花浄土」200号、春日部市立医療センター、「金彩華」1m×1.6m、「銀彩華」1m×1.6m
現在 独立美術協会会員、日本美術家連盟会員、埼玉県美術家協会会員、千葉大学名誉教授、春日部市教育委員
加藤豊

彫刻家

加藤豊

  • 夢の中

    「夢の中」ブロンズ

<オープニングレセプションでのご挨拶より>
この中ではわたしが一番古い時代に春日部市に作品を設置させていただいているかと思います。 かれこれ30年位になるのでしょうか、ふるさと創生1億円という竹下総理時代に春日部市の方々から彫刻のあるまちづくりをしたい。ということがありまして、その時代に有名な佐藤忠良先生や舟越保武先生といった日本を代表する先生方とおまけで私は作品を出させていただいたのですが、たまたま隣の文化会館の入り口のところに作品を設置させていただきまして、ほかにも市役所をはじめ春日部市には幾多の作品を設置させていただいております。 その頃より続けておりますシリーズも2、3点今回は展示しております。 また家庭の中をテーマにしているのも事実でして、子供をお風呂に入れているときの情景からふと創作意欲を掻き立てられまして、子供をモチーフにした作品もいくつか展示させていただきました。 いろいろな方々とご縁がありまして、今回もまたこのご縁で出展することになりました、今後もまた良い作品を作っていきたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。

1948年 山形県に生まれる
1977年 第31回二紀展で奨励賞受賞二紀展選抜展で奨励賞受賞
1980年 現代美術選抜展(文化庁主催)に出品〈'86.'90〉
1981年 第16回昭和会展に招待出品(日動画廊)〈'84〉
1984年 渡英
1985年 第39回二紀展で宮本三郎賞受賞
1986年 二紀会委員となる
1989年 第43回二紀展で文部大臣賞受賞
1990年 内閣総理大臣より「芸術文化関係者のつどい」(首相官1995年現代の裸婦展に出品(日動画廊)〈'96.'97.'00〉東京駅貴賓室に「時のやすらぎ」設置
2003年 西宮正明写真集(加藤豊彫刻作品「Females」
個展 三越(日本橋本店、札幌、仙台、新潟、名古屋、大阪、広島、松山、高高島屋(横浜、大阪難波、岐阜)大丸(大阪心斎橋、京都四条烏丸、神戸)渋谷東急本店、仙台藤崎、福山天満屋、徳島そ銀座ギャラリーせいほう、鶴岡市致道博物館
収蔵設置 北海道札幌新千歳空港ターミナルビル、網走監獄保存財団、宮城県カメイ美術館、宮城県建築産業会館、大和町 山形県月山ダム展望台、鶴岡市立荘内病院、鶴岡市中央公民館、埼玉県(公財)サトエ記念21世紀美術館、春日部市役所、蕨市自治会館、春日部市教育センター、春日部市民文化会館、春日部市立医療センター、大宮法科大学院大学、東京都東京駅貴賓室、新宿モノリスビル、田中千代学園、長野県佐久市立近代美術館、北野美術館、松本歯科大学 大阪府日本臓器製薬(株)、太陽セメント(株)、愛媛県松山市総合福祉センター、東温市庁舎、伊方町庁舎、福岡県田川市立美術館、苅田町立図書館、大分県二階堂美術館
現在 無所属、日本美術家連盟会員
伊藤正人

彫刻家

伊藤正人

  • 彼方

    「彼方」石・ステンレス

<オープニングレセプションでのご挨拶より>
春日部には東西ふれあい公園など6点の作品を市内に設置させていただいているゆかりがございます。 彫刻の場合は、設置する場所の空間を考えるわけです。生活する方々にどのように心地よい空間になるのか。作家としては考えるわけです。 どうしても若い頃は自己表現として作品をつくってしまいがちですが、やがてそれが天から与えられた仕事のような、つくるからには何かお役に立ちたい、そのためには様々なことを学ばなければならない。 職人とは違う点は、技術だけでなく技術を使って何を表現するのかというところが芸術家にもっとも重要なことで。技術はわたしも42年やっておりますので、作れないものはないといえるほど自信があるわけです。一番大きい幅10m奥行き3m高さ3m重さ46トンあるものから室内におけるような小さなものも作れてしまうわけで、これは技術なのです。 その技術を使い何を表現したらいいのかと感じて、一生懸命様々な本を呼んだり、多くのものを見たり、先輩方の意見を聞いたりしながら精神を鍛えたりしながら、表現の世界にはいるために日々努力をしているわけです。 私は世界に通用する作家になっているかというとまだまだそこに到達しておりません。 志は世界をめざしておりますし、この先輩方の中にいれていただき私も世界に通ずる作家になりたいと思っております。決して目立つだけでなく夢とか希望とかロマンを語るわけではなくて私の中の大きな目標としてあるわけで、世界の作家になって春日部市に恩返しがしたいわけです。 そのためにも日々精進努力いたしますので、よろしくお願い致します。

1957年 東京都に生まれる
1980年 ー陽展(特待賞) 以後受賞歴(一陽賞、 会友賞、 野外彫刻賞2回)
1982年 玉川大学芸術専攻科修了
1983年 内閣総理大臣主催 文化芸術貢献者の集い招待
1988年 埼玉県展(埼玉県美術家協会賞) 以後(美術家協会賞、 朝日新聞社賞、 高田誠記念賞、 美術家協会会長賞)
1989年 第4回全国国民文化祭さいたま89(さきたま緑道 彫刻設置) 以後(第12回 香川県実行委員会会長賞、 第24回 静岡県知事賞)
1991年 文化庁主催第25回現代美術選抜展代表〈'93〉
2002年 第7回 風の芸術展トリエンナーレ枕崎〈'13〉
2006年 昭和会展招待作家(日動画廊)
2009年 日美展(銀座ギャラリーせいほう)〈'10~'13〉
2011年 個展(日本橋三越本店) 明日を見つめる芸術展(茨城県古河市・古河街角美街館)〈'12~'15〉
2012年 アートのまなざし展(埼玉県熊谷市・高城神社)〈'13~'15〉 21世紀空間思考展(日本橋三越本店)〈'13~'15〉
2014年 エスペランサ展(ギャラリーコパンダール)
2015年 エスペランサ展(銀座ギャラリームサシ)、紺綬褒章受章
2016年 猫・ネコ・NEKOアート展(伊勢丹新宿店)、アニマルパーク展(日本橋三越本店)〈'17〉
個展 (銀座ギャラリーせいほう)
設置場所
埼玉県
富士見市役所、坂戸市入西地域交流センター、行田市さきたま緑道、春日部市東西ふれあい通り西口公園、熊谷市高城神社、栄東高校、サトエ記念21世紀美術館、大宮OLSビル、平成国際大学、花咲徳栄高校、埼玉自動車大学校、埼玉栄高校、(株)梅林堂本社、(株)梅林堂箱田本店、春日部市東武野田線南桜井駅ロータリー、春日部市立医療センター
東京都
玉川大学
神奈川県
秦野市文化会館、 GODDESS本社
静岡県
下田観音温泉
香川県
庵治町城岬公園
鹿児島県
枕碕市役所前
秋田県
(株)管与組本社
栃木県
(株)廣田外科病理研究所
現在 一陽会委員
清水啓一郎

彫刻家

清水啓一郎

  • 収穫祭

    「収穫祭No.1」大理石・真鍮

<オープニングレセプションでのご挨拶より>
とても嬉しい気持ちでいっぱいです 春日部市の方々に支えられ、こんな立派な先生方の仲間に入れていただいて、この素晴らしい環境で作品を展示させていただいき、そして今日も皆さんに集まっていただいて嬉しい気持ちでいっぱいです。 私は石の彫刻をつくっています。外で作っているので声掛けしてもらえますが、作品はひとりで作り始めますけど、だんだん完成に近づくとみんなの応援もらって、みんなで作ったような、そんな気持ちが湧いてきます。 そして出来上がった時にそういった気持が、喜びに変わるのです。 またこういった場所で展示をさせていただくと、ほんとに支えてくださった方々皆さんの力をかりて作品が完成したんだという豊かな気持ちが湧いてきます。この気持を大切にして作品制作に努めていきたいと思っております。 僕の作品はりんごと猫の作品を展示させていただいております。 りんごを制作している理由ですが、仕事を終えて食事をしたあと、テーブルの上に一つりんごが置いてあるときに思ったのです。あ、自分で手にとって食べないな。 バナナやみかんなら自分で手にとって皮を向いて食べるのですが、りんごは奥さんが剥いてくれなきゃ食べないということです。 そう思っているなかで奥さんが剥いてくれて出してくれ、嬉しいと感じたわけですが、 普段の生活の中で、僕のために当たり前のように何かをしてくれる人がいるんだと思った時に、すごく豊かな気持ちになったのですね。それを感じてから、スーパーに行った時にりんごをみると少し気持ちが暖かくなりまして、彫刻でりんごを作って、仮にその彫刻を見てくれた人が、僕と同じような温かい気持ちになってくれるのならば、ぼくはりんごを作る意味があると思い、これまでりんごを作り続けてきたわけなのです。テーマは家族で制作していますが、今回、響き合うとはこういうことだなと感じました。 自分一人では作り上げることができなかったものが、いろんな周りのものと響き合うことで、更に出来上がっていくような、そういった印象を受けたのも、今回の展覧会です。 皆さんに大変感謝申し上げます。

1975年 愛知県常滑市生まれ
1988年 久米桂一郎賞受賞
1999年 東京藝術大学美術学部彫刻科卒業 サロンド・プランタン賞受賞 ソウル大学校美術大学+東京藝術大学 彫刻シンポジウム交流展
2000年 個展/フタバ画廊(銀座)〈'02〉
2001年 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程彫刻修了 東京藝術大学美術学部彫刻科非常勤講師('03 3月まで)
2002年 インターナショナル彫刻シンポジウム(イタリア・グアル グアルディア彫刻展(イタリア・デルポッジオ城)
2003年 個展/リベストギャラリー創(吉祥寺)〈'04〉 第9回うしく現代美術展/牛久市民センター(茨城県牛久市)
2004年 個展/Takashi Saito Gallery(茨城県牛久市)
2005年 石の思考展/東京藝術大学陳列館(上野)
2006年 日本医療科学大学校章制作(埼玉県)
2007年 個展/ガルリエ道(埼玉県所沢市)
2008年 個展/galleryけやき(表参道)
2009年 個展/ギャラリー花水木(埼玉県所沢市)
2011年 FOR FOUR展/gallery M(表参道)〈'14〉
2012年 埼玉県展 県知事賞受賞 以後(県議会議長賞、教育委員会教育長賞、美術家協会会長賞) 21世紀空間思考展(日本橋三越本店)〈'13~'15〉 第18回十日町石彫シンポジウム(新潟県十日町市)
2013年 埼玉県春日部市善行賞受賞
2015年 一陽展(青麦賞) 以後(特待賞)
2016年 アニマルパーク展(日本橋三越本店)〈'17〉 干支彫刻によるHappy New Year展(日本橋三越本店)
2017年 杜の都アートフェア(三越仙台店)
設置場所
イタリア
グアルディア
新潟県
十日町市中央印刷所山内商店前
埼玉県
春日部市東西ふれあい通り西口公園、城西大学付属川越高等学校

確かな価値との出会い...

匠大塚

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